驚愕まだ

予約してるのに取りにいけてません。なのでネタバレは出来るだけ回避してますが、相方が買うとこに居たのですね。なので新キャラ設定はちょっと見ました。あれはイラストで描いてみたいなあ、俺の絵で何を言うかという感じですけど。
あじっくり読んで自分が書きたいと思うかですけど、今のとこ半々ってとこかな。今までの龍泉堂のSSとは違う設定になったものが多そうな感じですし。まあ、そんなの関係無いって人はお付き合いください。というか、原作重視に見えないものしか書いてない気がする(笑)
それと、「けいおん!」は、もう少し本気で書こうかなと思ってます。今までもそうだったけど、もうちょい色々やってみたいなあと。こちらは漫画原作なのでSSの需要がどのくらいあるかなのですけど、書きたくなったからしょうがないなと(苦笑)
もう一本は「化物語」シリーズですかね。こちらは夏コミまでには一本挙げたいとこです。同人誌用に書き下ろしてもみたいけど、印刷費がなあ…………。みんな、通販でいいから既刊を買ってね(お

今日の更新はSS。いいと言ってもらえたのでけいおん!です。

拍手コメントありがとうございます。

5/25分
・あまぎさん
>おお、そうなのですか! こちらでも普段流通で一日遅れるくせにちゃんと出てたから驚きました。まあ買いにいけてないのですけど(涙)ほむ、どうも賛否両論というか、意外と否が多いかなと感じてますけど自分が読まないと何ともですからねえ。ただ、渡橋さんはないわあ、デザインは結構好きだけど(笑)
 えー、はまづらいいじゃん。あの三人娘はツンデレールガンと違って結構好意を見せてるのがいいっすね。つか、はまづらの鈍感さは上条さんより上だと思う。ある意味一途だけど、その分タチ悪い話(笑)

5/26分
・とーちゃんさん
>ならばけいおん!も載せていきたいと思います。やはりpixivもいいけど龍泉堂がメインなので。おお、シュタゲはハマる人多いすなあ。ゲームもしてないし、アニメも見てないけどノベルは読んでもいいかしらん。驚愕は俺も買ったけど読んでないパターンになりそうで怖い(笑)

・英太郎さん
>お疲れ様ですー。うん、福岡イベントはハルヒ以外での参加という新しい試みだったので気分とか大分違いましたね。ああいうのもいいなあと、新しい何かに飢えてるのかもしれないっすね。ほほう、それは凄い。まあ一瞬だけアクセス上がるってのは良くあるんですけど、そこから何人残ってくれるかですねえ。出来れば全員といきたいけど(笑)驚愕は予約分を早く取りに行かねばなのですけど、ネタバレ回避しながらも評判があれ?な感じなので期待と不安半々です。
 あ、DL出来ました! ありがとうございます! まだ見てないけど、これならいける! なので次回もよろしく(お

・ながとんさん
>うん、新しくジャンル開拓するってのはやっぱ楽しいです。けいおん!SSは自分が楽しいので頑張りますよ。当然ハルヒももっと書かないとね!

・他ジャンルSSについて色々コメントありがとうございます。どうにか龍泉堂らしさを出せればと思ってますけど、さて。あ、最近まとめ記事いじってないのでこれを機に少し追加しようかな。それにしてもはてなのバグはいつ治るんだ……
・拍手お礼は十種類。驚愕読んだついでにでも(笑)

今日のSS

けいおん!律澪SSです。福岡のイベントに持っていったコピー本の内容なのですけど、自分では加筆して完全版として本を作りたいなとか考えてます。もの凄く甘ったるいけど、澪って本質はこんな子だと思ってます(笑)
では、「はに〜・パネェ・はっぴ〜!」です。タイトルが頭悪い(笑)
注:はてなのバグにより「続きから読む」からでは見れません。「最新タイトル」からお読みください。

『SS』 はに〜・パネェ・はっぴ〜!


 私、田井中律は只今絶賛困っている。
 いや、困るというか、参るっていうか。とにかくちょっとだけウンザリしてるっていうか。
 なんて事言ったら、私がすっげえ悩みごとを抱えてるみたいに思えちゃうけど、実際のとこは何でもなかったりしてたりもする。
 むしろ、今の私は幸せなんだから余計におかしいっしょ? でも、幸せな原因がそのまま困ってる元凶でもあるのだからもうどうしようもないって感じで。
「…………律?」
 大体だな? 私はものすご〜く大変な思いをして今ここに至っているはずなんだ。
 というのも、私にもその、何と言うか、こ、こ、恋人? っていうものができちゃったというか、できましたし? うひゃあ、恋人ですってよ奥さん! って、誰に言ってんだ?
 その恋人というか、恋人同士になるまでがとてつもなく大変だったんだ。それはそれはもう紆余曲折というか、ここまでの流れだけで月9ドラマでワンクールは固いねってくらいには色々あったわけだし。
「ねえ、律〜?」
 私が好きだっていうのを自覚するのにも時間がかかったみたいだし?(相手はずっとそんな私が好きだったらしい。どんだけ鈍いんだ、わたしゃ)しかも、いざ告白となると様々な障害が立ち塞がってきたりもしたんだし。
 でもそんな高いハードルも、何だかんだあったゴタゴタだって全部どうにかクリアして。
「り〜つ〜!」
「だああああっ! 重いから乗っかるなーっ!」
 同性だからとかだって問題すら乗り越えて恋人になったはずだよな?! そんな私の恋人である秋山澪が座ってる私に伸し掛ってきたので思いっきり跳ねのけた。
「キャンッ!」
 私に押された澪が尻もちをつく。あ、まずい。
「……だって…………だって、律が返事してくれないから………」
 ああ、みるみるうちに澪の目が潤んでいく。つか、そのくらいで泣くなよう。なんて思う間も無く既に澪は自分で涙を拭いながら、
「わ、私が………一緒に居てもつまんないから………だから律が返事もしてくんないんだ…………」
 そんなアホな。私が呆れている横で顔を覆ってさめざめと泣いている澪。何でこうなっちゃうんだか、とため息なんか吐きたくもなってくる。
 けど、泣いている澪なんて見たくないから。私は澪を抱きしめる。
「ゴメン、ちょっと考え事してただけだから。別につまんないなんてないからな? だから機嫌直してくれよー」
 頭をなでなで。お、泣きやんだぽい。
「………ほんと?」
「ほんとほんと! お前が泣く必要なんてないから! 私も悪かったし!」
 何が悪いのかは不明だけど。ちょっと思い出に浸るというか、困ってただけなのになあ。これでもっと困る羽目に落ちるとは………こっちが泣きたいよ、もう。
「えへへ、り〜つ〜」
「うわあっ?!」
 って、また抱きついてきたーっ! さっきまで泣いてたのは何だったんだよ?! とか言ってる場合じゃない! 私は澪に抱きつかれた勢いで後ろに倒れ込む。頭は打たなかったけど重い! そのまんま澪が上に乗っかってるー!
「りつ〜大好き〜!」
 はいはい。人の胸の上に頭を乗せて、嬉しそうに頬ずりしている姿なんてファンクラブの子には絶対に見せられないだろうな。つーか、見せてやんないけど!
 まったく、こっちの気持ちも知らないで幸せそうにしてんじゃねえよ。
 同性愛だの何だのとあれだけ大騒ぎして、高いハードルも乗り越えて、ようやく辿り着いたその先に。
 

 手に入れたのはでっかい甘えたさんだけでした。


 やれやれ、と思いながらも自然に手が澪の頭を撫でている。だって、頭撫でたら嬉しそうに目を閉じるだもん。それが可愛いんだからしょうがない、まるで子猫みたいにゴロゴロ喉を鳴らしてるし。
 いつの間にか私は澪に両手を回している。まるで抱き枕みたいに抱え込んで。
 澪は私よりも背が高いけど、私の胸に顔を埋めて小さく丸くなっている。
 その姿がとんでもなく可愛くて、どうしようもなく愛しくて。
「大好きだよ、澪」
 ようやく言えた想いの言葉に、
「わ、私も……好き……」
 何度言っても初々しく恥ずかし気に、小さな囁きで返す気弱な恋人。これが私の好きになった人、私を好きだと言ってくれた人。
 人見知りで、見た目と違って気が小さくて。
 だけど、変なとこで大胆で私に先に告白してきたりもして。
 付き合いだしたら想像以上に甘えん坊でヤキモチ焼きで、私に対してだけはワガママなんだけど。

 そんな澪を好きなんだから仕方が無い。どうやったって惚れたもん負けってやつなんだし。
「私って結構幸せ者だよな」
「え?」
 キョトンと見上げた顔を見て微笑んでしまう。上目遣いは反則だぜ、みおしゃん。
「やっぱ違うわ、私ったらすっげえ幸せもんだ! なっ、澪?」
「え? あ、う、うんっ! 私も幸せだぞっ!」
 まあ結局そんなもんだったりするんだよな、困るったって嬉しい悩みなんだし。
「大好きだ、澪」
「好きだよ、律」
 そしていつもと同じように。


 私は澪にキスをした。こんな幸せもあったっていいよな?